水洗い後、乾燥したらアスファルトプライマーを塗ります。
既存防水層にある。膨れなどは、適切に処理しておきます。(あぶり戻しなど)
その後、入り隅部分に自着層月コーナーシートを貼り付けます。
次に改質アスファルトシートを、専用のバーナーにて裏地をアスファルトが溶融するまで炙ります。その後貼り付けてます。
改質アスファルトシートを炙り張り込み後立ち上がり部分の端末へ押え金物をアンカーにより固定して、端末シーリングを充填していきます。
端末押え金物をとりつけ後、改質アスファルトシートの上から保護塗装を塗って終了となります。塗りつけ後乾燥養生時間が必要となってまいります。
保護塗装にも防水層の温度上昇を抑制したり、高耐久保護塗料などもございます。様々なものがございますのでその地域、環境にて適切なものを選ぶことをお勧めいたします。
なお、アスファルト防水熱工法よりも。大がかりな設備などがいらず、バナーにて施工するため容易に、防水層を形成できるので、当社といたしましては、お勧めの防水工事の一つといえます。
最後に改質アスファルトシート防水の保護塗装が乾燥し、養生期間が終わりましたら歩行も可能になってまいります。しかしながらこのままノーメンテでも保証期間内は大丈夫ですが、5~年位で一度専門業者による点検をすることをお勧めいたします。
・ドレン等の周りに枯葉、綿埃、ごみ等で詰まってはいないか?
・鳥などによるついばみ鳥害などはないか?
・改質アスファルトシート防水面の過度な劣化などが見られないか?
・シートの重ね部分や端末シーリングに罅や巣穴などがないか?
などなど
施工後防水層は、表面より日々劣化していきますので定期点検をすることで十全な防水効果が発揮されます。