名古屋某所集合住宅にて

 この度、漏水調査会社様よりご依頼をいただきました。集合住宅の漏水調査の依頼をいただきました。

この建物といたしましては、築33年RCコンクリート造14階建です。

 諸事情により周辺の状況は修正させていただきます。

 当日は、調査依頼をいただきました、管理会社様と漏水補修工事施工業者様と当社で漏水が発生しています居住者様のお部屋の内部確認をいたしました所、玄関及びお風呂場脱衣所に漏水が発生しているとのことでした。

 その後、上部の階層を確認をしたところ居住者様のお宅の上部階には廊下外側には30平米程度の屋根がありました。

 その後、準備ができ次第漏水調査を行っていきます。

 ※こちらの物件は部分的な写真のみの掲載となります。

 

 

漏水調査開始

 最初に、漏水部分の上部屋根のアスファルト防水層へ散水を行っていきます。

 漏水個所を確定するには部分的に散水をしていくのですが漏水箇所から漏水が確認された後に、しばらく待ってから再度部分的に散水を行っていきます。

 それにより漏水の侵入口を解くてしていきます。

①立上部分

 散水を開始してから、下階の居住者宅より漏水を、確認しながら、同時に笠木の下側散水をしていきます。

 立ち上がり部分は通常の仕上がりとしましては、アスファルト防水シートを押え金物により押えています。その取り合いをシーリングにて施工されていますので、シーリングの切れや破断により内部にが入っていく可能性があります。

②ドレン部分

 次は、ドレン周り散水を行っていきます。

 こちらのドレン上部写真は、

ドレン向こう側は廊下となり、こちらのドレンは廊下の排水ドレンになります。

 写真のとおり少しドレンパイプ下地に食い込んでいます

こちらも、ドレン周り防水層の破断シール材のキレがある場合が多く漏水の可能性が多いです。

 


 この度の、漏水調査におきまして、漏水箇所の内部写真をのせたいと思いましたが、諸事情によりできませんでした。外部散水状況のみの掲載となりました。

 上記の散水を行いさらに、周辺の廊下手すり根元など様々な箇所へと散水を行っていきました。しばらくした後、漏水が発生しました。細かな順番は省かせていただきますが、今回の漏水の可能性としましては、上部写真のドレンの内部のつなぎ部分、及び廊下立ち幅木部分の箇所より漏水が確認できました。

 この度は、これにて2か所の漏水箇所の特定に至り、居住者様並びに管理会社と漏水補修工事業者

にご報告させていただきました。

 後日、漏水箇所の防水工事を行うことになりました。

 今回はこれまでとなります。後日その後をご報告させていただきます。